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新しい猫を愛犬に紹介する、穏やかで優しい方法

新しい猫を愛犬に紹介する、穏やかで優しい方法

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新しい猫を家族に迎えるのはワクワクする瞬間。でも、すでにいる犬との相性が気になりますよね。猫と犬がうまくやっていくためには、ゆっくり・慎重に・優しく進めることが大切です。


ここでは、ペットたちが安心してお互いを受け入れられるようになるためのステップをご紹介します。


はじめに大切なポイント
 • 紹介は一晩では終わりません。 数週間〜数ヶ月かけて、じっくりと時間をかけましょう。
 • ストレスのサインを見逃さないで。 怖がっていたり、不安そうな様子があれば、一度立ち止まりましょう。
 • プロに相談するのも◎。 ポジティブ強化をベースにしたトレーナーのアドバイスはとても心強い味方です。


ステップごとの紹介方法


ステップ1:まずは完全に分けてスタート
 • 新しい猫のための専用スペースを用意し、安心して過ごせる環境を整えましょう。
 • 3〜4日間は犬と接触させず、猫に新しい環境に慣れてもらいます。
 • 同時に獣医師に診てもらい、健康状態を確認しておくと安心です。


ステップ2:お互いの「におい」を交換
 • 一方のペットが家を自由に探検している間、もう一方は別室に。
 • ベッドやブランケットを交換して、それぞれのにおいに慣れてもらいましょう。


ステップ3:バリア越しに対面
 • ペットゲートなどで安全に仕切り、お互いが見えるけど触れない距離で対面させます。
 • 一緒におやつや遊びを取り入れて、「いいことがある」とポジティブに関連づけましょう。
 • どちらかが、おもちゃや食器を取られまいとして威嚇したり守るそぶりを見せたら、すぐに離して落ち着かせましょう。無理に続けず、必要に応じて専門家に相談することも大切です。


ステップ4:リード付きでゆっくりと紹介
 • 犬にリードをつけ、猫との距離を保ちながら慎重に一緒の空間へ。
 • 両者のボディランゲージをしっかり観察します。落ち着いているか、不安そうかを見極めましょう。
 • 緊張が高まってきたら、すぐに距離をとってリセット。


ステップ5:少しずつ監視を減らす
 • ポジティブな関係が築けてきたら、徐々に監視を緩めていきます。
 • 猫には安心できる高い場所を用意しておきましょう。
 • 飼い主が不在のときは、安全のために別々に過ごさせるのがベストです。


最後に覚えておきたいこと
 • 焦らないことが何より大切。 ゆっくり進めるほど成功しやすくなります。
 • 後戻りしてもOK。 ストレスのサインが出たら、段階を戻して安心させてあげましょう。
 • どのペアも相性が良いとは限りません。 難しい兆候がある場合は、無理をしないで。
 • プロの力を借りるのも賢明な選択です。 行動トレーナーや獣医師に相談しましょう。


穏やかな「共生」のために


犬と猫が仲良くなるには、飼い主の愛情と根気、そして理解が必要です。
お互いのペースを尊重しながら、少しずつ距離を縮めていくことで、
やがて「家族」として安心できる関係を築いていけます。


時間はかかっても、ふたりが平和に共存する姿は、きっとかけがえのない喜びになるはずです。
焦らず、丁寧に、一歩ずつ進めていきましょう。

 

参考文献https://www.petmd.com/cat/general-health/how-to-introduce-cat-to-dog

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